井川原日本大使は「フブスグル県アイス・フェスティバル」に参加
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井川原日本大使は「フブスグル県アイス・フェスティバル」に参加した
13日、井川原日本大使は、フブスグル県ハトガル村で開催された「フブスグル県アイス・フェスティバル2025」に参加し、同県名産品を紹介する「県名産品展」を視察した。井川原大使は地域の魅力を再発見し、地元の文化や伝統に触れる意義に触れつつ、「フブスグル県名産品展」が多くの人々にとって忘れられない思い出となることを心から期待している旨述べた。
フブスグル県アイス・フェスティバルは冬季の観光地の促進と拡大、フブスグル湖の観光保護、冬季に県民の収入を確保するために開催されてきた。昨年に開催されたアイスフェスティバル2024には、2万人以上の市民が参加し、日本、韓国、ドイツ、アメリカなど8ヵ国から270人以上の観光者が訪れた。
12日、フブスグル県ムルン郡役所において、2025年度草の根・人間の安全保障無償資金協力案件「フブスグル県ムルン郡リサイクルセンター建設計画」の贈与契約に、井川原大使とタイワンバヤル・ムルン郡長が署名した。
井川原大使は、今回の計画でリサイクルセンターが建設されることにより、資源ごみの再生率が向上されるとともに、同郡住民の生活環境が改善されることを願う旨述べた。
同郡では、人口増加、観光業の復興や経済活動の活性化により急増している廃棄物の処理が喫緊の課題となっている。今回の案件を実施することで、廃棄物中の資源ごみの再生率を向上させ、住民の健康や環境への悪影響を軽減し、生活環境の改善を目指す。
日本政府は、1990年以降35年間にわたりモンゴル全国において草の根無償を実施してきている。今回のプロジェクトは草の根無償プロジェクトの611件目、フブスグル県では31件目のプロジェクトである。
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