天皇両陛下がモンゴルを訪問する予定

Odgerel 2025-02-03 02:02

政治

天皇両陛下がモンゴルを訪問する予定である

　2025年7月上旬、フレルスフ大統領の招請により、日本国の第126代天皇徳仁陛下と皇后雅子様がモンゴルを訪問する予定である。同訪問は、日本の天皇皇后両陛下の初のモンゴル訪問である。共通の民主主義価値観を有するモンゴルと日本の「平和と繁栄のための特別な戦略的パートナーシップ」を深化させ、「人間中心」の協力関係の強化に貴重な貢献をする歴史的な訪問となる。

　フレルスフ大統領は2019年に、当時の首相として、天皇陛下の即位礼正殿の儀に参列した。2022年にフレルスフ大統領とボロルツェツェグ夫人はモンゴル日本外交関係樹立50周年に際し、日本を訪問し、天皇皇后両陛下を表敬した。

　また、NHKホールで開催されたモンゴル国立馬頭琴交響楽団の名誉公演を共に鑑賞し、親密で信頼に満ちた関係を更に強化した。

　フレルスフ大統領の歴史的な同訪問により、モンゴル日本の関係が「平和と繁栄のための特別な戦略的パートナーシップ」に格上げされた。また、政治、安全保障、経済、貿易、投資の各分野における協力、「人間中心」の発展、国民交流、世界共通の問題に関する協力という4つの基本方針に基づき積極的に協力することになった。フレルスフ大統領の訪問により、今後50年間の協力関係の基盤が確定され、両国国民の友好と友情が強化・深化された。

　また、1月30日、バトツェツェグ外務大臣は井川原賢在モンゴル日本国特命全権大使と会談した。バトツェツェグ大臣は、共通の民主主義価値観を有し、親密な関係にある日本国との友好関係・協力の強化がモンゴルの外交政策の優先事項の一つであることを強調し、モンゴルと日本の「平和と繁栄のための特別な戦略的パートナーシップ」関係および互恵的な協力を全分野で推進していく旨を述べた。

　これに対し、井川原大使は両国の政治的信頼をさらに強化し、経済・インフラ・建設・教育・地域間協力の拡大、友好関係の基盤となる国民の友好と友情を強化するために尽力する意向を表明した。