フレルスフ大統領はイル・ハン朝の旧跡を訪れた
フレルスフ大統領はイル・ハン朝の旧跡を訪れた
フレルスフ大統領はトルコ共和国訪問の枠内で、トルコのヴァン県にあるチンギス・ハーンの孫イル・ハン朝のフレグハーンの夏の宮殿の旧跡を訪れ、モンゴルとトルコの共同考古学チームによる発掘作業の進展を視察した。
イル・ハン朝のフレグハーンは1259年の秋、同地を通過した際、放牧地や土地の特性を考慮し、宮殿を建設することを決めたという。建設作業は1261~1265年までに行われたと歴史資料に記されている。
モンゴルとトルコの共同調査チームは、2022年にトルコのヴァン県チャルディラン郡でこの夏の宮殿の旧跡を発見し、調査と発掘作業を開始した。考古学者らは旧跡の総面積が1200平方メートルであると特定した。発掘作業の過程で、まんじや獅子の顔のような模様が刻まれた壺の破片が発見された。これは、中東地域でモンゴル関連の遺物が初めて発見された例となった。
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