モンゴルの視察団が奈良県橿原市を訪れた
モンゴルの視察団が奈良県橿原市を訪れた
ICT情報通信技術を活用した救命救急体制整備に取り組むモンゴルから、医師やウランバートル市保健局の行政官ら12人の視察団が7日、奈良県橿原市の県広域消防組合や県立医大付属病院を訪れ、救急医療管制支援(e-MATCH)システム視察した。今回、日本の厚生労働省が主管する「2024度医療技術等国際展開推進事業」の一環として視察された。
通信指令センターの見学では、担当者から説明を受け、予定された時間を超えて熱心に質問していた。また、奈良県立医科大学附属病院に常駐のドクターカー車内では、実際に救急現場で使用されているe-MATCHシステムに触れ、救急ワークステーションでは救急救命士による救急訓練を見学した。
救急医療管制支援(e-MATCH)システムとは、傷病者の病態に応じた適切な医療機関へ搬送するために、医療機関と消防機関との情報共有を図り、救急搬送ルールの円滑な運用を支援するシステムである。
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