チャットボットの正式リリースに向けて動いている
チャットボットの正式リリースに向けて動いている
JICAは、9月2日から6日にかけてオープンデータハッカソンを開催した。
そこで上位に入賞した2社Rookie SystemsとData Medが開発したサービス/アプリケーションをブラッシュアップするために、9月から11月にかけてPoCを実施した。
PoCの成果報告会では2社が、PoCの成果を共有するとともに、報告会では、大学関係者やICT事業者、ベンチャーキャピタル等が、今後モンゴルにおいてオープンデータの利活用や同データを利用したサービスの事業化を促進させるために必要な施策や取組について、議論した。
Rookie Systems社の PoC の成果内容はモンゴルでは、救急電話の際、不要な救急電話が多く、緊急性の高い電話の受電率が低いことが問題となっています。この問題を解決するために、救急電話の利用実態データをもとに、AI Botによるコールセンターの自動案内アプリを開発した。AI Botにより、症状から診断して緊急性を判断し、その他の緊急性の低い問い合わせに対して適切な対応を自動回答することが可能となる。PoCでは私立病院GYALSと連携し、メディカルテストの結果100件をAI Botに学習させ、回答精度の向上を図った。
Data Med 社のPoC の成果内容は世界保健機関、保健省ガイドラインなどから病気に関する情報を収集し、チャットボットによる医療情報、薬に関する情報提供を目指した。PoCではチャットボットの回答精度を向上させるために、オンライン薬局のMEIC社と提携し、同社から薬に関する情報の提供を受けた。
現在、チャットボットの正式リリースに向けて動いている。
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