2024年度在外公館長表彰式が行われた
2024年度在外公館長表彰式が行われた
5日、在モンゴル日本大使館において、2024年度在外公館長表彰式が行われた。
本件表彰は、日本とモンゴルとの関係増進に寄与された個人及び団体を対象として行われるもので、今回は1個人及び1団体が表彰された。表彰式では、受賞者の家族や関係者が列席する中、井川原大使から、それぞれのこれまでの功績を称えつつ表彰状を授与した。
ゾルジャルガル監督は、日本の桜美林大学で映画を学び、その後数々の映画作品を通じて、モンゴルの社会問題を深く掘り下げ、世界中の観客に深い感動を与え、意識と行動の変容を促している。特に、映画『冬眠さえ出来れば』は、第24回東京フィルメックスでは審査員特別賞と観客賞を受賞し、また、カンヌ映画祭では、モンゴルの長編映画として初めて「ある視点」部門で上映されるなど、多くの国際映画祭で高く評価された。
「モンゴルの声ラジオ日本語課」は、1989年以来35年間に渡り、毎日30分間、日本語でモンゴルの情報やニュースを放送し続け、リスナーたちに長年愛されてきた。この番組は日本人にとってモンゴルに関する貴重な情報源として長年大きな役割を果たし、また、両国の理解の促進に貢献している。モンゴルの声ラジオ日本語課のブルガン課長は「在モンゴル日本国特命全権大使井川原 ・まさる・ 様を始め、日本大使館の皆様 、誠に有り難うございます。今日は この名誉ある賞を日本語課に授与くださったことを大変光栄に思っております。この賞は、モンゴルの声で勤務してきた歴代スタッフの努力、貢献を高く評価して与えられたものと思います。そして日本人リスナーの方々なしでは、「モンゴルの声」日本語課の存在は考えられません。きっとリスナーの皆様も大変喜んでくれることと思います。これからも、モンゴルと日本の協力と、国民の交流・相互理解をふかめるため、両国間の架け橋と なるように努力して参ります。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。」と感謝の言葉を述べた。
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