電気料金改革が行われる

Odgerel 2024-11-06 02:11

経済

電気料金改革が行われる

　エネルギー規制委員会のトゥブシンチョローン委員長はエネルギー部門で実施されている料金の改革について情報を提供した。

　エネルギー消費量は 2030 年に 3,330㎿に達し、エネルギー不足は 55% に達すると予想されている。今後は価格を上げるだけでなく、生産コストでエネルギーを販売するという目標を立てているとのこと。
　現在、1kWhの電力は平均 280トゥグルグで生産され、平均 216 トゥグルグで販売されている。それで電気代を29.6％値上げして280トゥグルグとするとのこと。

　暖房代は 33,860 トゥグルグですが、実際の費用は 62,960 トゥグルグで、その差額は損失となっている。

　全国で電気を使用している78万8千世帯がある。各世帯の電気消費量に応じて価格が変動するよう設定される。月間電気使用量が 150 kWh 未満の世帯は 35万1,000 世帯があり、これは全消費者の 45％に相当する。主にゲル住宅や高齢者世帯である。このような世帯の電気料金を29.6％値上げする予定。電気消費量に応じて150kWまで、150～300kW、300kW以上の世帯と分類し、電気消費量が大きくなるほど電気代も高くなる。

　2002 年にエネルギー規制機関が設立されて以来、電気料金は12 回変更された。2022年に電気消費量が5000kWhまでの企業の料金は14％、5000kWhを超える企業は28％、鉱業は38％電気代が引き上げられた。現在、企業向けに5,000kWの基準を設定することなく、電気料金は均等に引き上げられる予定である。

　暖房代はアパートの面積に応じて計算されているが、ウランバートルの31 万 1,000 世帯のうち、暖房メーターを持っているのはわずか 0.5 ％。調査によると、全世帯の49%に暖房メーターがを設置できる。

　さらに、ウランバートルでの13万世帯の消費者に電気メーターが設置される予定。