2024年国会総選挙結果を発表
2024年国会総選挙結果が発表された
6月28日、2024年の国会選挙投票は、午前7時から開始し、午後10時に終了した。
デルゲルナラン選挙管理委員会長は「今回の投票率は、全国で145万人の有権者が投票し、暫定投票率は69.4%に達した。ウランバートル市の投票率が70%で、地方投票率が60%である。ネットワークに繋がっていない選挙区委員会の最後の2時間の投票率が追加される。従い、全国投票率は、70%に到達するだろう。海外在住のモンゴル人の票が集計されるからこの割合が増加する。また、15時間実施された投票中に大きな問題や苦情は生じなかった」と述べた。
今年は16352人が移動投票箱に投票する依頼を出し、6月27日の午前9時から20時まで投票を募集した。地方に5247人、首都に11105人がいた。
全地区の投票紙集計機器で読み取られた投票紙は29,680 人の監視員と監視カメラの下でもう一回手作業で集計された。2万5700人の公務員は休憩することなく、メディアや有権者に報告しながら投票用紙を1枚ずつ数え、18~25時間集計を続けた。2198選挙区では投票紙の手作業による集計結果と集計機器の集計結果とのズレは生じなかったとのこと。
6月29日、デルゲルナラン選挙管理委員会長は2024年国会総選挙結果を発表した。
2024年国会総選挙に19の政党、2つの連立、40人以上の無所属候補者が参加し、合計1341人が立候補した。 モンゴル国憲法改正により、初めて国会議員126名が選出された。その中の48人が比例代表制により、78人が選挙区から選出された。32人の女性が議員になった中、国会歴史上初のカザフ人女性が国会議員になった。
人民党68議席、民主党42議席、人間党8議席、市民の意志・緑の党4議席、モンゴル緑の党とモンゴル民族民主党の国民同盟4議席を獲得した。人民党の議席占有率は2020年の前回の総選挙で約8割だったが、今回は5割台にまで低下した。民主党は議席率を3分の1に回復させたが、第一党の座は得られなかった。人間党は議席率を大幅に上げ、市民の意志・緑の党は国会復帰が実現できた。
国会選挙の最終結果は、法定期間内または14日間内に発表される。
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