「ウランバートル対話」国際小会議が開催された
「ウランバートル対話」国際小会議が開催された
6~7日、ウランバートル市で、外務省と国家安全保障会議付属の戦略研究所とが毎年共催する北東アジア安全保障をテーマに第9回「ウランバートル対話」国際小会議が開催された。
バトツェツェグ外務大臣は開会式で演説を行い、同地域が直面する複雑な安全保障上の問題解決に対話や協力、相互理解が不可欠であると強調した。
メンデー戦略研究所所長は、同会議の目的と意義について「モンゴルは2014年以来毎年『ウランバートル対話』国際小会議を成功裏に主催してきた。同会議は、地域諸国の対立解決を目的としたものではない。むしろ、紛争当事者が同会議に参加し、理解を深め、信頼関係を強化することが重要だ」と述べた。
今回の会議は、「北東アジアにおける安全保障上の課題と機会」、「北東アジアにおける多国間協力」、「北東アジアにおける気候変動と安全保障問題」、「北東アジアにおける安全で安価なエネルギー移行」、「エネルギー移行に不可欠な持続可能かつ柔軟な鉱物ネットワークの開発」という5つの支部会議が開催された。同会議に30ヶ国以上の国、約10ヶ所の国際機関、在モンゴル外国大使館、モンゴル政府機関などの代表らおよび学者を含む200人以上の代表者が参加した。
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