マウリ・クラビッツ家族が著書を寄贈
マウリ・クラビッツ家族が著書を寄贈した
アメリカ国籍者のマウリ・クラビッツ家族が個人図書室からモンゴル帝国とチンギスハーンに関する120冊以上の書籍をモンゴルにおけるアメリカのモンゴル研究センターに寄贈した。5月30日、モンゴル国立図書館で同書籍の引渡式が行われた。
引渡式の際、モンゴル国立図書館とモンゴルにおけるアメリカのモンゴル研究センターとが覚書に署名した。覚書の枠内で、国立図書館で同書籍を展示し、一ヶ月間一般公開するほか、チンギスハーン歴史・文化研究所と協力し、研究する予定である。
マウリ・クラビッツ歴史愛好家はモンゴル帝国とチンギスハーンに関連する400冊以上の貴重な書籍を世界各地から収集したという。モンゴル帝国の歴史、宗教、政治、チンギスハーンのお墓に関する情報を含む1860年に出版されたジェイコブ・アボットの『チンギス・ハーンの歴史』の初版、ヘディンの『ゴビの秘密』、グルセットの『世界の征服者』などが含まれている。更に、マウリ・クラビッツさんのメモ、地図の付録も含まれている。
モンゴル帝国とチンギス・ハーンの歴史愛好者である同氏は、2000年にチンギスハーンのお墓探査に 120万米ドルを費やし、現地調査を行った。さらに、個人図書室からアメリカのモンゴル研究センターに120冊以上の本や写本を寄贈し、参考書として使用されることになった。
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