吊り下げ運送プロジェクトの起工式が行われた
吊り下げ運送プロジェクトの起工式が行われた
4日、フランス政府の特別融資で実施される、吊り下げ運送プロジェクトの起工式がウランバートル市の渋滞緩和目的で、ヤールマグ・アルツァット地区にて行なわれた。
起工式の際、セバスチャン・スルン在モンゴル国フランス特命全権大使が「現在、フランスの公共交通機関で使用される吊り下げ輸送機がモンゴルでも使用されることをとても嬉しく思う。本プロジェクトを実施する「Poma」企業は、吊り下げ運送サービスを国際的に展開した経験深いチームである。我々が行なった調査結果では、ウランバートル市は吊り下げ輸送を導入するのに最も適した都市だ」と述べた。
更に、ニャムバートル首都知事兼ウランバートル市長が「ヤールマグ地区周辺の交通渋滞緩和のため、いくつかの舗装道路、道路施設が設備中である。公共交通機関間の接続を確立するため、ヤールマグ地区~カラコルム地区方面に吊り下げ運送の最初の線を建設することが計画されている。第2線のルートは今週中に最終決定予定だ」と述べた。
同プロジェクト枠内でヤールマグ・アルツァット地区から第1地区まで続く長さ4.2キロで、2つの停留場、19本の柱から成り立つ吊り下げ運送線が建設される。同運送線は、片道で12分間かかる。キャビンは98室あり、各キャビンは最大 10 人乗りで、運送能力は1 時間あたり2300人。
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