「MARS-V」プロジェクト実施を開始
「MARS-V」プロジェクト実施を開始した
モンゴルのゴビ砂漠に火星研究基地を設立し、モンゴルの宇宙科学を新たなレベルに発展させ、同種の観光をブランド化することを目指す「MARS-V」プロジェクトの発案者であるエルデネボルドさんは2019年に同プロジェクトを開始し、短期間で世界の主要な宇宙研究機関と連携を築き、モンゴルが宇宙研究の中心地になり得ることを科学的に証明した。
地球上にある24の大砂漠のうち、13が暑く、7が寒い砂漠である。モンゴルのゴビ砂漠の気温は、最も快適だったという。
2019年2月1日、モンゴル宇宙研究開発センター(MARSA)を設立し、「MARS-V」プロジェクト実施を開始した。
モンゴルのゴビ砂漠から採取したサンプルは、まず日本の千葉工業大学と東京大学に送り、同国の学者らをモンゴルに招待し、調査を開始した。日本側は「モンゴルのゴビ砂漠は、火星アナログセンターまたは火星へ飛行したい人々の訓練センターの設立に最も適する」と認めた。
ゴビ砂漠特有の加熱と過冷却という気候が厳しい環境下に置かれる火星へ飛行したいという人々にとっての訓練の場として適切であるということ。
2019年7月16~22日、アメリカで、アポロの月面着陸と人間の初の月面着陸の50周年記念の際、ボブ・カバナ・ケネディ宇宙センター長、ドナルド・トランプアメリカ前大統領および米国航空宇宙局(NASA)にプロジェクトを紹介した。米国航空宇宙局は、同局の公式ツイッターアカウントを通じ、「モンゴルのゴビ砂漠は、火星アナログセンター建設に理想的な場所である」という情報を発信した。
このように、短期間で多くの国家元首、政治家、科学団体に同プロジェクトを紹介する機会を得た。
2019年の11月に米国航空宇宙局所属の火星探査計画分析グループと国際火星探査作業グループという2つの大探査機関に加盟した。
将来の火星探査で最も優先度が高い22か国の一つにモンゴルが選出されたことは大成功である。現時点で、アジア諸国から日本とモンゴルのみがこの優先度を得ることが出来ている。
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