硫酸鉛電池リサイクルの工場が稼働を開始
硫酸鉛電池リサイクルの工場が稼働を開始した
3月26日、ナライハ区で、人間健康や自然環境に与える影響の削減、消去のために廃車された自動車の硫酸鉛電池を一時保管、回収、運送、リサイクルする初の工場が稼働を開始した。
同工場は、現代の要件を満たせる全自動的かつ年間7000トン個数にすると30万~40万個の無駄な硫酸鉛電池をリサイクルし、鉛は98%、硫酸溶液は98%、10種類の化学物質の解毒や浄化が可能となった。
「エルクトロケム・モンゴル」社が自己資産でモンゴル初のアキュムレータ・リサイクル工場を建設し稼働させる予定である。
ビャンバツォグト道路・運輸開発大臣が自然環境と社会の健全な活動のために設立された同工場の開所式に参加し、今後、無駄な硫酸鉛電池の回収と保管システムを構築する上で民間企業と協力したい意向を表した。
毎年、モンゴルで最低6250トン個数にすると16万個の硫酸鉛電池が自然環境に廃棄されるという。
その1200トン、個数で3万個のアキュムレータは非標準的な方法で加工され、輸出される。これは全廃棄物の約19%を占めている。
残りの80%以上が自然環境に直接廃棄され、生活環境や公衆衛生に非常に悪影響を与えている。
車両のアキュムレータは勿論のこと、単3アルカリ乾電池1本でさえ20平方メートルもの面積と400リットルもの水を汚染している。
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