トゥブ県に小中高等学校改修計画が実施される
トゥブ県に小中高等学校改修計画が実施される
17日、トゥブ県庁において、2023年度草の根・人間の安全保障無償資金協力案件「トゥブ県ウンドゥルシレート郡小中高等学校改修計画」の贈与契約に、井川原在モンゴル 日本国特命全権大使とムンフバータル・トゥブ県知事が署名した。
ムンフバータル・トゥブ県知事は「トゥブ県においては、1994年以降、全24件の草の根無償が実施されている。これら案件は子どもたちを含む全95000人の県民を対象に教育や医療分野で実施されており、2万人以上の県民に直接裨益している。ご支援いただいている皆様に感謝する。」と述べた。
同案件は、トゥブ県ウンドゥルシレート郡小中高等学校の改修を行うものだ。校舎の屋根、外壁、内装(内壁、天井、床、扉)及び電気系統(配電盤、照明、スイッチ、コンセント)の改修を行うことによって、同学校の安全で衛生的な教育環境を整備し、同郡の教育の質を向上させることが期待される。
日本政府は、1990年以降34年間にわたりモンゴル全国において草の根無償を実施してきている。今回のプロジェクトはモンゴルにおける草の根無償プロジェクトの599件目、トゥブ県における24件目のプロジェクトである。また、今回承認された同案件の供与限度額は23万8506米ドル。
この署名式の後、2022年に草の根無償で改修したズーンモド郡ブジンヘン統合幼稚園を訪問し、園舎が大切に使われている状況を視察した。
また、鳥取県とトゥブ県の友好交流の一環で実施されている「子ども・家庭開発保護局付属日本語教室」を訪問し、トゥブ県の子どもたちが熱心に日本語を学んでいる様子を視察した。
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