日本との経済協力の役割(2021年~2023年)の研究作業が行われている。
日本との経済協力の役割(2021年~2023年)の研究作業が行われている
モンゴル科学アカデミー国際研究所は、1968年に東洋学研究所の名のもと設立された。同研究所の活動は、当時の外交・国内政策や国際関係の動向に沿ってロシアと中国の研究に焦点を当てていた。そして、ハンドスレン、ドゥンゲルヤイチル、トゥメンジャルガルなどの日本語を話す歴史家や日本学者が活動し始め、同研究所で日本研究を開始した歴史がある。その時から今日に至るまで、日本研究は同研究の主要な研究分野の一つとなっている。現在、モンゴル科学アカデミー国際研究所は、伝統的な日本研究を深化させることに加え、日本研究人材の強化、両国民の相互理解と信頼、友好関係を深め、日本との全面的な協力の発展を支援することに努めている。例えば、モンゴル日本間の経済協力の機会を探り、研究成果を通じて協力成果の向上を促進することを目的とした『モンゴル発展の外部要因:日本との経済協力の役割(2021年~2023年)』の研究作業が行われている。過去2022年にモンゴルと日本の外交関係樹立50周年を迎えたことに関して、モンゴルと日本の関係史上初めて、両国関係の半世紀にわたる豊かな歴史的出来事を証明する公式文書『モンゴルと日本の関係年代記1972年-2022年』、『モンゴルと日本の関係公文書1972年-2022年』が編集され、一般公開された。また、同研究所は2000年以降毎年開催されていた「国際研究」学術会を復活・強化させるため、両国外交関係樹立50周年の枠組みの中で「国際研究-2022:モンゴルの日本研究」をテーマとする学術大会を企画・開催した。本学術会議には、日本研究に携わるモンゴルの主要学科機関の研究者や教師の代表が出席し、日本の政治、外交政策、安全保障、経済、宗教と哲学、モンゴルと日本の関係、歴史、経済に関する4つの一般分野について10回以上講演を行い、議論された内容を全てまとめて編集した。
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