「ユネスコ・コレクション:遊牧文化の歴史」イニシアチブに係る決議案が採択された。
「ユネスコ・コレクション:遊牧文化の歴史」イニシアチブに係る決議案が採択された
18日、フランス・パリのユネスコ本部で開催された第42回ユネスコ総会において、モンゴルが打ち出した「ユネスコ・コレクション:遊牧文化の歴史」イニシアチブに係る決議案が採択された。今次総会では、ノルウェー、ケニア、ハンガリー、中国、インド、ロシア、タイ、ウガンダ及びアゼルバイジャンがモンゴルのイニシアチブに協賛し、学者や専門チームの派遣等積極的な参加を表明した。また、アフガニスタン、韓国、カザフスタン、フランス及びロシアは決議案を支持し、共同立案を申し出た。モンゴルは、遊牧文化の魅力を世界に向けて発し、人類の歴史の中で遺した遊牧民の遺産について知識を広めるためのユネスココレクションを作成し、全世界に紹介する取り組みを発案した。ユネスコの支援や、加盟各国の後援と多国間協調で、各国学者が協働して実施する「ユネスココレクション:遊牧文化の歴史」だが、全6シリーズの企画・作成がすでに予定されており、第1シリーズは「モンゴル高原の遊牧民:遊牧帝国の故郷」が企画された。
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