「モンゴル新スマート物流推進ワーキンググループ」を発足
「モンゴル新スマート物流推進ワーキンググループ」を発足した
日本の株式会社エアロネクスト、セイノーホールディングス株式会社、KDDIスマートドローン株式会社、 モンゴルのNewcom Groupはモンゴル・ウランバートル市で開催された「新スマート物流・シンポジウム」にて、モンゴルにおけるドローンを活用し配送網構築に向けた「モンゴル新スマート物流推進ワーキンググループ」の発足を発表した。また、4社は本ワーキンググループの活動を推進し年内には、国立輸血センター、モンゴル国立医科大学付属モンゴル日本病院と連携し、今後のモンゴル国でのドローンを活用した医療品配送網構築実現の検討のため、血液のドローン配送の実証実験を実施することを発表した。「新スマート物流シンポジウム」は、エアロネクストが採択されたJICAの2022年度中小企業・SDGsビジネス支援事業「モンゴル国ドローンを活用した医療品配送網構築に係るニーズ確認調査」プロジェクト進行において、モンゴル国の官庁や事業者と議論を重ねる中で開催の運びとなったものだ。ワーキンググループは、4社に加え、国際協力機構(JICA)、モンゴルの国立輸血センター 、モンゴル国立医科大学付属モンゴル日本病院、Mobicom Corporation LLC、Tok Tok LLC、株式会社ACSLで組織され、モンゴルにおけるドローンを活用した配送網構築や、新スマート物流SkyHubの社会実装の可能性の検討に向け今後活動を開始する。ワーキンググループの発足式では、国立輸血センターエルデネバヤル局長が「モンゴルにおける医療分野でのドローン配送への期待と展望」について講演した。4社は本ワーキンググループの活動を実施することで、モンゴルの社会課題や住民のニーズに沿った新スマート物流の構築による社会インフラの整備を推進し、モンゴルの社会課題解決に貢献していくとのこと。
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