大統領がベトナムを公式訪問
大統領がベトナムを公式訪問した
フレルスフ大統領とベトナムのヴォー・ヴァン・トゥオン国家主席は11月2日、公式会談を行った。同公式会談は友好的かつ温かい雰囲気のなか行われ、双方は政治、防衛、交通、物流、農業、教育、文化、観光、国際・地域協力における幅広い協力を含んだモンゴルとベトナムの協力関係について意見を交わした。フレルスフ大統領は、ベトナム政府と国民による歓迎に感謝の意を述べた。また、古い歴史的ルーツをもつ両国の伝統的友好関係が拡大・強化されてきたことに留意し、両国の特性と資源に基づく経済協力を充実させたい意向を表明した。2024年はモンゴル・ベトナム外交関係樹立70周年記念の年である。ヴォー・ヴァン・トゥオン・ベトナム国家主席は、2024年のモンゴルへの国賓訪問招待に感謝し、両国間の伝統的友好関係と協力が拡大・強化され、農業、教育、科学、保健など多くの分野における成功に満足の意を表した。双方は、モンゴルとベトナムの国交樹立70周年を厳かに祝福し、文化芸術イベントを共同で開催するなど、両国間伝統的友好関係を包括的パートナーシップのレベルを引き上げるため積極的に協力した。特に、両国間互恵貿易と経済協力強化において、モンゴルとベトナム間の航空交通の拡大、直行便による旅客と貨物輸送の発展、観光産業の活性化、国民交流の拡大について合意した。双方は、両国中小企業間関係の確立と、協力支援のために政策支援を提供することの重要性について言及した。また、訪問中にはハノイ市における「モンゴル・ベトナム・ビジネス・フォーラム」開催を賞賛し、鉱業、エネルギー、鉄道、海運の分野における協力機会を強調して、モンゴルからベトナムへのコークス炭やその他鉱産物の輸出、皮革製品や農産物の相互供給について意見交換した。両国首脳は、国連や、東南アジア諸国連合(ASEAN)、その他国際協力機関において積極的に協力し合ってきた事を強調し、ベトナムはモンゴルのアジア太平洋経済協力会議(APEC)への参加を引き続き支援すると表明した。
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