『平和と友好関係の今と未来』写真展が開催された
『平和と友好関係の今と未来』写真展が開催された
20年間にわたりモンゴルと日本の重要な出来事や時事ニュースを読者に提供してきた国営モンツァメ通信社の『モンゴル通信』週刊紙は、27日に創刊20周年を迎えた事を記念して、『平和と友好関係の今と未来』写真展を開催した。この写真展の開会式は、外務省代表らや、小林弘之在モンゴル特命全権大使、JICA国際協力機構モンゴル事務所の田中伸一所長をはじめ、同週刊紙の協力者、愛読者、関係者らに囲まれ、国立アート・ギャラリーで行われ開幕した。国営モンツァメ通信社のソドントゴス社長は、開会式の冒頭、「日本でも知られる『オヤハン・ザンブティヴィーン・ナラン(穏やかな世界の太陽)』の長唄で同展を開幕したことで、大切な友人である日本国民を太陽にたとえて来た伝統への気持ちと、両国の交流関係が穏やかにのぼる太陽で今後も照られ続けるよう祈願の気持ちを込めた」と語った。小林弘之在モンゴル特命全権大使は、「まず、『モンゴル通信』週刊紙は非常に重要な役割を果たすもので、両国間の情報交換の架け橋の役割を果たしている。日本人は『モンゴル通信』でモンゴルでの出来事を読む。この新聞は定期的な情報発信の任務を適切に遂行してきたと私は思う。同新聞は私たち大使館にとって最良で最も重要なパートナーです」と強調した。この写真展では、両国の平和と友好関係の象徴たる歴史に残るアーカイブされた貴重な写真が展示された。例をあげると、初代在モンゴル日本大使の信任状や日本政府の協力による太陽橋の建設、フシギーン・フンディーにおけるチンギス・ハーン国際空港開港などの歴史行事の写真である。また、『モンゴル通信』週刊紙の創刊号を含め、60点に上る作品が展示された。国営モンツァメ通信社は、自国の海外宣伝とニュースを、英語、中国語、ロシア語、日本語、そしてモンゴル縦文字など様々な言語によって発信する週刊紙を作成する国営唯一の報道機関である。
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