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総エネルギーの20%再生可能エネルギーにより供給


Guatsetseg 2023-10-16 02:10

モンゴルの総エネルギーの20%が再生可能エネルギーにより供給

   10月11日、電力規制委員会が再生可能エネルギー先駆者の一つであるモンゴル初の風力発電所「サルヒト」の運転状況について、持続可能な開発のため、記者クラブの代表らに紹介した。モンゴルは、総エネルギーの最大30%を太陽光と風力エネルギーで供給する目標を設定し、現在は20%が再生可能エネルギーにより供給されているとのこと     。2004年には、民間で初めて「ニューコム」グループが再生可能エネルギー・プラントの特別許可を取得し、「クリーン・エネルギー」社が設立された。同社設立により、2014年以来モンゴル初の風力発電機から電力が供給され、現在も稼働されている。同発電所はウランバートル市から70キロメートルのトゥブ県セルゲレン郡サルヒト山の斜面に位置する。風力発電所周辺には31 基の風力タービン塔が建てられ、中央送電線に電力を供給している。1本のタービンタワーの高さは80メートル、重さ125トン、発電量1.6MWであり、風力タービン・ブレード1枚の長さは40メートル、1分当たり9~18回回転、最大風速は1秒当たり77.2メートル、重さは6.2キログラムあるとのこと。「サルヒト」風力発電所は現在、再生可能エネルギーの3.2%を供給して、12万2000トンの石炭と106トンの上水を節約し、160キロワット以上の電力を生成している。また、業界の技術者や専門家は、年間18万トンの温室効果ガス放出を防止し発電所による拡張の可能性を強調した。

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