教科書がデジタル化される
教科書がデジタル化される
教育改革の一環で、教育のデジタル化が優先されている。モンゴルではデジタル化が急速に進んでいる中、教育・科学省と協力し、中高学校6年~12年生向け教科書を、国際的に認められるハンガリーのモザイク・デジタル教育・学習プラットフォームに導入し始めた。ハンガリーのモザイク・デジタル教育・学習プラットフォームのチングン・モンゴル代表がデジタル教科書について「まず、対象学年の全モンゴル語の教科書を導入し、全国の3万6220人の教員に同プラットフォームの使い方について研修会を行う。更に、6~10人がハンガリーに派遣され、教科書のデジタル化方法を習得後、15~20人のトレーナー教員を養成し、広めていく計画です」と話していた。来年2月1日からすべてのモンゴル語教科書の導入が完了し、100%プラットフォーム上で全国的に運用可能となる予定だ。スマートフォン、タブレット、パソコンなど、全種のデバイスで利用できるように制作されている。同プラットフォームはビデオ、音声、解説など様々な種類の膨大なコンテンツを持っている。外国に住むモンゴル人にとって、母国語の遅れをとる危険があるが、遠隔学習を通じてモンゴルの言語と文化を学ぶ機会を得られる。同プラットフォームは46ヶ国の40言語でリリースされており、モンゴル語は41番目の使用言語になる。
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