「ビッグデータを活用した税務行政能力向上プロジェクト」署名式が行われた
「ビッグデータを活用した税務行政能力向上プロジェクト」署名式が行われた
JICAは、15日、ウランバートルにて、モンゴル国政府との間で、技術協力プロジェクト「ビッグデータを活用した税務行政能力向上プロジェクト」に関する討議議事録に署名した。JICAは2021年にモンゴルを含むいくつかの国において全世界ビッグデータを活用した税務行政支援にかかる基礎情報収集・確認調査を実施した結果、モンゴルの税務行政はビッグデータ解析に基づくリスクスコアリングや、申告の電子化等、既にビッグデータ活用が進められ、調査対象国の中でも効果的な運営がなされていることが確認された。JICAとモンゴルの国税庁は1998年から長年の協力実績を有しており、モンゴル側が高いリーダーシップやオーナーシップをもって取り組んだ結果、これまで多くの成果が生まれている。「ビッグデータを活用した税務行政能力向上プロジェクト」は税務行政のデジタル化という新しい分野で実施する技術協力の一つで、モンゴル税務行政の効率性を高め、納税者サービスデジタル化、ビッグデータ活用に関する取り組みを後押する支援になる。
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