「遊牧民」祭りが開催され
「遊牧民」祭りが開催された
18日から20日にかけて、ウランバートル市から東部40キロメートル離れた所にあるナライハ区のタイジ・ハイルハン山のふもとで遊牧民の文化祭りが開催された。モンゴル無形文化遺産を紹介する大祭典が、「モンゴル訪問年」の一環として、世界文化祭「遊牧民」として開催された。同活動には21県、首都の9つの区の文化遺産継承する人に加え、ブリヤート、カルムイク、中国、ヤクート、カザフスタン、キルギス、トルコ、韓国、ハンガリーを含む10ヶ国以上の代表、外交使節、ユネスコ国際機関の代表ら計1100人が参加した。現在、モンゴル国民の20%が遊牧民で、この数字は年々減少しているとの統計がある。各県と区の代表者はそれぞれのゲルを建て、ゲルの中と外で文化を紹介したり、ブランド品を展示したり、伝統芸術や様々な文化を披露したりした。また、200社を超える中小企業代表らがそれぞれの独自製品を展示した。イベントの祭、色々な行事が行われた。例えば:牛や、ヤクの調教、牛車にゲルを積み込む作業、皮ひもを柔らかくなるまでこする大会などが行われ、雌家畜を搾乳し、乳製品を作る技術を披露した。また、羊毛を切り取る、羊毛の紐を編む、羊のくるぶしで遊ぶ、フェルトを作る作業が行われた。馬を捕まえ、調教する、馬乳酒を作る、デンベーという対歌大会をやりながら馬乳酒を飲む、子馬に焼印を付けた。これ以外、キャラバン隊で荷物を運ぶ、ラクダ車で旅したとのこと。文化祭りの際に、乳製品、カシミア製品、皮革製品、弓射る、家畜の展覧会などが開催され、男の3つの競技も行われた。モンゴル伝統的な生活様式を体験する環境が整った。「遊牧民」世界文化祭は、遊牧遺産を尊重し、無形文化遺産の保護、継承と知見において重要な役割を果たす。文化祭りを国内外の多くの観光客が視察したとのこと。2023年現在、我が国はユネスコの人類の無形文化遺産表に総15の遺産を登録させている。同活動の祭、無形文化遺産を保護し、次世代に受け継がせる、公に宣伝する活動に貢献している文化遺産継承者を奨励した。この内、バヤンホンゴル、バヤン・ウルギー、ダルハン・ウール、ドルノド、トゥブ県は最も良く文化遺産を宣伝した県として選択された。
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