「モンゴル文学:伝統と近代」国際学者会議が開催された
「モンゴル文学:伝統と近代」国際学者会議が開催された
15日、「モンゴル文学:伝統と近代」をテーマにした国際学者会議が開催され、国内のみならず日本、中国、ロシア、フランス、チェコをはじめ70ヶ国の研究者が参加し、研究や分析の結果を発表した。元朝秘史の原典である『モンゴル秘史』が同会議で議論された。岡田和行東京外国語大学教授兼モンゴル日本文学会会長は「1903年、中見忠日本の東洋史学者が『モンゴル秘史』を日本語に翻訳した。 ただし、モンゴル語の原典ではなく、中国語に基づき翻訳されました。 1940年代にも翻訳された。宇沢弘文東京外国語学部教授は、1980年代に学術原理に基づき翻訳を行い、全 6 巻であり、研究用の詳細な翻訳だ」と述べた。モンゴル日本文学会は1972年に設立され、モンゴル文学の研究と日本語への翻訳を目的とした活動を行っている。ナツァグドルジ作家、レンチン作家、ダミダンスレン作家及び詩人の作品を日本語を翻訳し、日本人に紹介してきた。春と秋の年2回、活動の枠で会員間で定期的に学者会議を開催し、翻訳に関するカンファレンスも行われる。また、年に一度、一つのテーマで本を出版する。会員数は約20人で、会員ではないが、モンゴル文学を研究する日本人もいるとのこと。
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