モンゴル研究者国際会議が開催された
モンゴル研究者国際会議が開催された
11日から13日まで、第12回モンゴル研究者国際会議が開催された。モンゴルの歴史家、考古学者、12ヶ国のモンゴル研究者が参加した。同会議の際、6つのセッション会議が行われ、合計100件の論文が議論された。日本の松川節モンゴル研究者が「モンゴル帝国をフンヌ王朝の直接後継者とするチンギス・ハーンの見解」という研究を発表した。発表内容は「現在、モンゴルではチンギス・ハーン時代のモンゴルがフンヌ族の子孫であるという考えが広がっている。そうであれば、『フンヌ族の後継者である』という歴史的証拠はどこにあるか。13~14世紀に作成されたモンゴル秘史にフンヌ族とシャンニュ族についての言及はない。同様に、当時のペルシャやチベットの歴史記録にも、フンヌ族とモンゴル人との関係に関する記述はない。中国の史料には少なく記録されている。」とのこと。モンゴル一部の研究者は、1218年の夏、中国道教の長春をモンゴルへ招待するために送った書簡に『我が国のシャンユ…』と書いたことを指摘し、チンギス・ハーン時代のモンゴルがフンヌ族の続きであると主張してきた。
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