ダンシグ・ナーダム・フレー・ツァム2023」が開催された
ダンシグ・ナーダム・フレー・ツァム2023」開催された
5日から6日にかけて、モンゴルの宗教的文化・伝統を紹介する「ダンシグ・ナーダム・フレー・ツァム2023」仏教大祭が、ウラーンバートルから35キロ離れているフイ・ドローン・ホダグ草原で、ウランバートル市役所、ガンダン・テグチレン寺院、モンゴル相撲協会の共同開催により開催された。開会式の挨拶で、ガンダン・テグチレン寺院のチョイジャムツ高僧は、同大祭が遊牧民のモンゴル人の文化、宗教的伝統の世界への発信となると強調した。スミャバザルウランバートル市長は、チンギス・ハーンの直結の子孫であるウンドル・ゲゲーン・ザナバザル初代活仏により『ウルグー』の名で設立されたウランバートル市は、「東洋のルネサンス」と評される。そして現在、世界の都市とともに発展しつつある」と述べ、この大祭の伝統や遺産を守り、広めることは私たちの責任であるため、遊牧民の都市ウランバートルを国際的に宣伝することができる「ダンシグナーダム」仏教大祭を7年目に開催したとした。今年のダンシグ・ナーダムでは、カルムイク、ブリアート、内モンゴル自治区、トゥヴァ、ロシアからの力士、芸術家、宗教代表ら、9ヶ国から50人以上のモンゴル研究者が参加し、「遊牧民の」国際会議が開催されたのが特徴だった。そして、「ダンシグ・ナーダム2023」では256人のモンゴル相撲力士が対戦し、アルハンガイ県出身の力士が優勝した。また、内モンゴル自治区とブリアド族の力士がそれぞれ4位を獲得した。
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