モンゴルとタイ政府間協議会がバンコク市で開催された
モンゴルとタイ政府間協議会がバンコク市で開催された
2日、モンゴルとタイ政府間の第2回協議会がバンコク市で開催された。バトエルデネ観光大臣兼モンゴル部会長、ウィジャワット・イサラバクディ・タイ外務副大臣兼タイ部会長が同協議会の議長を務めた。協議会の際、双方は両国の貿易、経済、協力関係の現状及び2024年に迎えるモンゴル・タイ外交関係樹立50周年に関する行事や両国間の法的環境を強化し、投資の誘致、農業、観光、教育、文化分野における関係をさらに深めることについて意見交換した。また、両者はモンゴルとタイ外交関係樹立50周年の枠組みで閣僚級訪問、文化の日、研究者及び学術者のオンライン・ミーティングや会談等を共同で開催することで合意した。「2022年〜2027年までのモンゴルとタイの5年間の協力計画」に従い、2027年までに両国間貿易高を1億米ドル、投資額を1.5倍に増加させることに向け、引き続き緊密に協力することを強調した。モンゴルとタイの初の貿易共同会議が2022年にウランバートル市で開催され、今後は第2回貿易会議を2024年に開催することとなった。「モンゴル訪問年」に関連し、タイでモンゴルを宣伝し、観光客を誘致する目的で観光イベントの企画、タイの旅行会社代表の訪問、協力覚書の締結、6月からの直行便の運航、タイ貿易省主催の東南アジア諸国を対象にする展示会にモンゴル企業家を参加させること等で同意した。タイのマハ・チャクリ・シリントーン王女殿下の後援のもと、モンゴルの中等学校で成功裏に実施された「給食」プログラムの継続、またフレルスフ大統領考案の「10億本の植林」、「食糧供給と安全保障」全国運動においてタイが協力する旨を表した。さらに、両国関係における法的基盤の強化に向ける覚書を今後の閣僚級訪問の際に締結することとなった。モンゴルとタイ政府間の第2回協議会は友好的かつ成功裏に終了し、第3回協議会は2024年にウランバートル市で開催される計画だ。
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