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被災地に日常を取り戻す大空間ゲルを送ろう


Odgerel 2023-06-13 11:06

トルコ生活再建プロジェクト ~被災地に日常を取り戻す大空間ゲルを送ろう~

トルコの大震災では、東日本大震災を大きく越える死者5万人・住む場所を無くし
た人は数十万人にもおよぶ。発災直後の緊急避難住宅(テントなど)は充足しつつあるが、子ども達が安全に学び遊べ、大人達が人間らしく生活する(シャワー/トイレ、着替え、お祈り)場所が圧倒的に不足している。共用設備として大空間ゲルを日蒙が協力し送るプロジェクトである。災害発生から2ヶ月がすぎ、既に「とりあえず家族が寝起きできる」テントなどは設置されている場所が多いのが、一方で避難所暮らしが長くなるなか、こども
達の学びの場所や、イスラムの人達にとって大切な心静かにお祈りが出来る場所、また女性が安心して着替えたり髪を切ったり(イスラム諸国では、女性は人前で髪を切ることは出来ない)など、人々が「憩える場所」が不足している。本プロジェクトでは本場モンゴルにて大空間住居である「ゲル」を10棟、トルコの気候風土に合わせて特注品として製造して被災地に送り、現地の人達が今もっとも必要としている「心のケア」に貢献したいと思う。災害の多い我が国では、避難所に多くのボランティアを受け入れることで、被災地の一日も早い復興を目指している。しかしボランティアの受入に際しては、受入側にしっかりとした運用マニュアルがないと大きな混乱の原因となる。実際、ゲルを送るための先遣隊を派遣してわかったが、現在トルコでは、世界中から当初集まったボランティアの受入を中止しており、復興に際して必要な人出不足を産み出してしまっている。そこで本プロジェクトでは、多くの経験によって作り出された、日本語で書かれた「避難所運用マニュアル」をオープンソースとして再編。まずはトルコ語に翻訳し、現地の活動に貢献したい。我々は元々、世界の国々と協力して宇宙開発を進めるべく、各地の仲間達と人材育成を行ってた仲間達である。今回トルコの震災発生後すぐにモンゴルの仲間から、被災地の人達が一刻も早く、人間的な生活を取り戻せるための活動を一緒にやらないか?との相談を貰った。多くの災害経験を有する日本から資金とノウハウを集め、ゲルなどの大空間の確保が出来て簡単に組立・移動・解体が出来る装備をモンゴルからトルコに陸送したい。このようなアイデアに基づき、早々にモンゴルおよび日本のトルコ大使館・領事館と情報交換を行い、日本・モンゴルから現地へとメンバー(おりんさん・がんちゃん)を派遣した。
その結果、以下の需要があることがわかりました。
・現地での心のケア問題が深刻化している。とりあえず生きるから、人間として
 尊厳を持って生きるためのインフラが必要
・海外からも多くのボランティアが来てくれたが、受入ノウハウが無いため全て
 断ってしまった。日本の有する避難所運用ノウハウがすぐにでも必要

クラウドファンディングの承認までには時間を要しますが、現地での心のケアは待った無しの状況である。そこでまずはwebサイトを立ち上げ、直接銀行口座への振込、またバックアップしている和歌山大学への寄付金の受入の2つの方法で資金集めを開始し、約1ヶ月で300万円を超える御寄付を得る事が出来た。現在はその資金を使いながら、ゲルの製造費の前金支払い、またゲルに納品する安価な家具の購入などを進めている。またモンゴルからトルコに陸送するための安価な輸送方法を探す(トルコからカザフスタンへの果物等の陸送トラックの帰りの空き便利用など)を進めると同時に、トルコ大使館より「人道目的支援」のための貨物としての通行証を得るための手続などを進めている。

 

                                         実際に送るゲルの内部。壁面を通常より20cm高くし、採光窓を大きくしている

 

 

 

                                                                             駐モンゴル トルコ大使とモンゴルの仲間がんちゃん

被災地アダナAFAD支局長とおりんさん、がんちゃん

再生回数: 478

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