「近現代の日本の発展に学ぶ」連続講座が開催された
「近現代の日本の発展に学ぶ」連続講座が開催された
19日、モンゴル国立大学、JICAの共催による「近現代の日本の発展に学ぶ」連続講座一環として「日本の産業発展と日本的経営」特別講演が開催された。民間セクター開発分野の国際協力専門員、国際大学の舟橋學准教授が、日本の産業が持つ国際競争力やそれらが世界で発展してきた要因について、日本的経営の特徴の観点から話した。講演では、競争力を生み出す要因の一つとして「情報シェアリング」の重要性について強調した。講師からは「産業の多角化を推進するモンゴルにおいても情報シェアリングを行い、様々な専門性やアイデアを融合させながら今後のモンゴルの産業を発展させてほしい。」と述べた。約100人が参加した講演後には学生から多くの質問が寄せられ、モンゴルの若者の日本の産業発展や日本的経営への強い関心が伺われた。モンゴル国立大学は1942年に設立されたモンゴル初の国立大学で、多くの教授が日本に留学しており、日本と深い交流関係がある。今後は応用研究の総合大学として発展することを目指しており、特に、産学の連携について強い関心をもっている。日本の事例や教訓が、今後のモンゴルの発展や若者への意欲となることを期待していると主催者が強調した。
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