養蜂家らによる協議会が開催された
養蜂家らによる協議会が開催された
4月20日、北部セレンゲ県シャーマル郡で、同県の養蜂産業の展望について、養蜂家らによる協議会が開催された。国内養蜂産業の発祥地であるシャーマル郡を始め、モンゴルで最も多くの養蜂家がこの県で活躍している。1959年、シャーマル郡の果実栽培ステーションにミツバチの20コロニーを導入したのが、同県の養蜂産業の始まりとなった。現在、同郡だけで、約200人の養蜂家が登録され、年間平均90トン以上の蜂蜜を収穫しているとのこと。セレンゲ県全体で、14郡の310人の養蜂家と9つの企業が6656匹のミツバチを飼育し、130トン以上の蜂蜜を生産している。同協議会で、養蜂家らは主に蜂蜜市場の拡大、利益増加に向け、組合参加による技術開発と学習提供について議論した。同県県庁のB.ムンフトゥル農業部署局長は「セレンゲ県の養蜂産業の現状」と題した発表で「同県におけるミツバチの繁殖は非常に高いレベルにあり、国内のミツバチコロニーと蜂蜜の5割を供給している。今後はミツバチの生産量を増やし、持続可能な運営を行い、蜂蜜の品質保証と販売にもっと注意を払う」と意気込みを表し、県庁として、家畜を数えるのと同じように、ミツバチを数える。今後は養蜂家の団結に基づき、政府へ声を届け、低金利ローンなどの多くの融資機会を得るように支援していくと主張した。
再生回数: 437
Tweet