「人材育成奨学計画」が実施される
「人材育成奨学計画」が実施される
5月1日、モンゴル大蔵省において、モンゴル訪問中の秋本真利日本の外務大臣政務官は総額2億6600万円を限度とする無償資金協力「人材育成奨学計画」に関する交換公文の署名が行われた。モンゴルでは、産業構造の多角化等の開発課題を扱う政府機関・関係省庁において統治能力の向上及び制度構築を担う良質な人材の育成が課題となっている。我が国は、モンゴルの持続可能な経済成長を後押しする取組を行ってきており、今回の協力はその一環としてモンゴルの若手行政官等が日本の大学院において学位(修士・博士)を取得することを支援するものである。秋本政務官は挨拶の中で、「この協力によって育成された人材が、将来モンゴルの各分野で同国の開発課題の解決に貢献することに加え、我が国とモンゴルの「平和と繁栄のための特別な戦略的パートナーシップ」の強化に貢献されることを期待している」と述べた。ムングンチメグ大蔵副大臣は、この協力をはじめとした日本による長年に亘る人材育成支援に対し謝意を述べつつ、モンゴルの発展を担う重要な分野に留学生を引き続き送るよう尽力すると述べた。今回の協力により、2024年度に最大16名の日本への留学が可能となる。
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