「人材育成奨学計画」に関する贈与契約に署名
「人材育成奨学計画」に関する贈与契約に署名した
5月1日、秋本真利外務大臣政務官や小林弘之在モンゴル 日本国特命全権大使の立会いの下、田中伸一JICAモンゴル事務所長、ムングンチメグ大蔵副大臣は、モンゴル大蔵省において、総額2億6600万円を限度とする無償資金協力「人材育成奨学計画」に関する贈与契約の署名を行った。同計画は、モンゴルの将来を担う若手行政官等を対象に、日本の大学院に留学するために必要な学費等を供与するものだ。本日の署名により、今年は最大16名が日本の大学院に留学することになる。2001年に同計画が始まって以来、モンゴルからは、これまでに416名の若者が日本に留学した。修士号を取得し、既に帰国した留学生は、大蔵省、経済開発省、教育科学省、建設都市計画省、道路運輸開発省、中央銀行など、さまざまな分野で活躍している。JICAはこの計画の実施により育成される人材が、将来、各分野でモンゴル国の抱える問題解決に貢献するとともに、両国の相互理解及び友好関係構築に寄与すると期待している意を表した。
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