在モンゴル・ポーランド国大使館が開館された
在モンゴル・ポーランド国大使館が開館された
フレルスフ大統領の発案で4月24日～26日までポーランド共和国大統領アンジェイ・ドゥダ氏が夫人とモンゴルを公式訪問した。4月25日、ポーランド大統領のモンゴル公式訪問の一環、在モンゴル・ポーランド国大使館が設立し、開館式が行われた。訪問中の両国大統領の単独会談の際、両国の協力関係を新段階に押し上げ、経済、投資の誘致を促進し、開発プロジェクトの面で協力、さらに、国際関係に直面する課題について意見交換した。訪問の一環として開館した在モンゴル・ポーランド国大使館で、2024年からは領事部を設置し、モンゴル人留学生を増やすことで話し合った。両国大統領はモンゴル人留学生が両国の架け橋となり、友好関係の強化に重要な貢献をすると期待感を示した。近年、両国議会、政府、行政機関、国民、起業家間の関係が活性し、貿易売上は過去3年間に2倍増の約1 億米ドルに達した。貿易、経済、投資を強化し、建設、道路輸送、教育、地質学、鉱業、文化、環境分野における協力を拡大することで 一致した。アンジェイ・ドゥダ大統領は、モンゴル公式訪問の結果について「食糧供給・安全保障」 及び「10億本の植林」全国運動に協力し、農業、環境分野でモンゴル人留学生を支援し、相互的に有益なプロジェクトを実施する。公式訪問の枠で実施したモンゴル・ポーランド・ビジネス・フォーラムをはじめ、国際道路輸送、 地質学、獣医学、教育、科学等の分野における覚書や協力協定の締結が両国友好関係に重要な役割を果たす」と述べた。両国の外交関係は1950 年 4 月 14 日に樹立し、1960 ～1995年の間、在モンゴル・ポーランド国大使館が運営されていた。閉鎖後、1999 年に「ディプロマット 95」ビルに同国大使館の運営を再開したが、再び2009 年に大使館を閉鎖し、北京駐在の在中国ポーランド大使館に併合した。2015年からは、ワルシャワからモンゴルを担当する大使が任命し、ポーランド政府は、2021 年 1 月 15 日にモンゴルに大使館を開設することを決定した。公式訪問の一環、開設した大使館に領事部を設置したいモンゴル側の要請を受け、2024年から実施することで同意した。その結果、モンゴル国民がポーランドに渡航の際、在モンゴル中国大使館又は在モンゴル・チェコ共和国大使館に査証申請をする必要がなくなる。在ポーランド・モンゴル国大使館は、1959 年以来、ワルシャワで継続的に活動してきている。
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