サンダグスレン副知事が皮革工場のボリガー社を視察
サンダグスレン副知事が皮革工場のボリガー社を視察した
3月20日、ウランバートル市経済・インフラ整備担当のサンダグスレン副知事が皮革工場のボリガー社を視察し、同分野の直面する課題と解決策について関係者らと意見交換した。視察団に、エメールト・エコ・パーク、ウランバートル市所轄の環境局、食糧・農牧業局、水道局が参加し、モンゴル皮革産業協会の代表らと対談した。サンダグスレン副知事は、皮なめし工場において水処理問題が大きな課題であり、ウランバートル市における産業クラスター展開を進める事により、生産性向上及び雇用創出にもなり、問題解決に繋がると述べ、皮革製造業をエメールト・エコ・パークに移転の計画を紹介した。特に、ウランバートル市の工業地帯であるハン・オール区第20ホロー周辺の皮革製造・羊毛加工工場が、トール川流域の汚染原因となり、住民からの移転要請が後を絶たない。モンゴル皮革産業協会バヤルサイハン会長は、国内では、皮なめし工場30社、最終製品製造業の約100社と700人の原料提供者が登録されており、雇用人数は約4000人と推定されているが、近い将来、2万人に増加すると述べ、ハン・オール区第20ホロー周辺の皮革製造・羊毛加工工場の移転が最優先課題であると強調した。生産工場を集中させ、共有水処理整備により低コストで環境負荷低減にも貢献できると主張し、移転への期待を寄せた。
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