「モンゴル国立がんセンター上水設備改修計画」の贈与契約が締結された
「モンゴル国立がんセンター上水設備改修計画」の贈与契約が締結された
14日、在モンゴル日本大使館において、チンゾリグ保健大臣、チンブレン国会議員の立ち合いの下、2023年度草の根・人間の安全保障無償資金協力案件「モンゴル国立がんセンター上水設備改修計画」の贈与契約に、小林弘之日本大使とエルデネフー国立がんセンター長が署名した。本案件は、モンゴル国立がんセンターの上水設備の改修を行うもの。モンゴル国立がんセンターは1961年に設立され、モンゴル国民一般を対象にがん専門の医療サービスを総合的に提供している唯一の国立病院である。しかし、同センターの建物は経年使用によって、上水設備の老朽化が進み、水漏れが頻繁に起きており、医療サービスの提供に支障が生じている。今回の改修によって同センターの衛生環境が改善し、患者が安心して医療サービスを受けられる医療環境が整備されることが期待される。日本政府は、1990年以降33年間にわたりモンゴル全国において草の根無償を実施している。今回のプロジェクトはモンゴルにおける草の根無償プロジェクトの593件目、国立がんセンターにおける3件目にあたる。また、今回承認された本案件の供与限度額は217,100米ドルである。
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