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アマルサイハン副首相はNikkei Asiaの取材を受けた


Odgerel 2023-03-21 03:03

アマルサイハン副首相はNikkei Asiaの取材を受けた

モンゴルが、採掘インフラの整備に向けて海外からの投資を呼び込もうとしている。代替エネルギー分野で使用される鉱物資源が豊富なモンゴルは、中国に代わる供給国としての地位を確立したい考えだ。「モンゴルが重要な鉱物資源の主要な供給国になると確信しているものの、時間はかかるでしょう」とアマルサイハン副首相はNikkei Asiaの取材に対して語った。モンゴル政府は、あらゆる種類の投資や協力を受け入れる用意がある。世界最大級の銅山も銅、ニッケル、リチウム、コバルトといった鉱物は、中国が大部分を供給するレアメタル同様、電池で動く電気自動車の製造に不可欠である。モンゴルの国家地質局は、2022年7月の時点で、6140万トンの銅と310万トンのレアメタルの登録埋蔵量を保有していた。昨年は、モンゴル南部にあり、銅の確認埋蔵量が世界最大級とされるオユトルゴイ鉱山の地下操業が認可された。副首相は、低炭素社会への移行に不可欠な鉱物資源を供給するモンゴルの「巨大な潜在力」を解き放つには、海外投資家の助けを借りて、環境にやさしく、エネルギー効率の高い採掘技術を開発する必要があると述べた。こうした分野における協力を議論するために、ドイツからいくつかのハイレベルな訪問団を受け入れる計画があるという。世界有数の自動車生産国であるドイツは、10年以上にわたって、資源国としてのモンゴルの潜在力に注目しており、両国は共同で、ドイツ・モンゴル資源・技術研究所を設立している。資源に関する国際的な監視枠組みの採取産業透明性イニシアチブによると、2021年のモンゴルの国内総生産(GDP)のうち鉱業はおよそ4分の1、税収の30%を占めた。貧困を減らし、汚職を防ぐことは政府にとって最重要課題である。インド、韓国、日本、欧州などの国が、モンゴル産のコークス用炭に強い関心を示しているが、残念ながら、我が国の地理的な条件のために、海外市場へのアクセスや輸出ルートは限られている。ロシア、あるいは中国を通じて輸出するしかない」とアマルサイハン副首相が語った。

 

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