第60番小中高等学校改修計画実施される
第60番小中高等学校改修計画実施される
3月7日、在モンゴル 日本国大使館で、2022年度草の根・人間の安全保障無償資金協力案件「ウランバートル市ハンオール区第60番小中高等学校改修計画」の贈与契約に、小林弘之 在モンゴル 日本国特命全権大使とアルダルジャブフラン・ハン・ウール区長が署名した。アルダルジャブフラン区長は、「ハン・ウール区には日本の様々なプログラムが実施されてきた。一番必要性が高く、問題があるところにご支援くださる日本国民のみなさまにモンゴル国民を代表して感謝申し上げる」と述べた。同案件は、ウランバートル市ハン・ウール区第60番小中高等学校の改修を行うものである。同学校の建物は経年使用によって木製の床に隙間や段差が生じ、トイレは老朽化によって便器の破損や上下水道配管からの水漏れなどが生じている。改修後は、同学校の生徒が安全かつ衛生的な環境で学習することができるようになると期待している。日本政府は、これまでモンゴル全国において草の根無償を1990年以降33年間にわたり実施してきている。今回のプロジェクトはモンゴルにおける草の根無償プロジェクトの591件目、ハン・ウール区における13件目にあたる。また、今回承認された同案件の供与限度額は11万9711米ドル(4億571万7354トゥグルグ相当)である。
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