韓国への航空便の運航便数が増加した
韓国への航空便の運航便数が増加した
1991年にモンゴル・韓国政府が結んだ「両国領域間およびそれらの領域を越える航空業務に関する協定」の枠組みで設立された作業部会は2月16日~17日にウランバートル市で会合を開き、航空関係について協議し、覚書に署名した。会談で両者は運航の頻度と座席数の増加、新ルートの開設、貨物便数の増加と航空輸送部門でのさらなる協力について話し合った。昨年、政府は2023~2025年を「モンゴル訪問年」と発表したことに関連し、双方はウランバートル~ソウル間運航の便数と座席数の増加に向け合意した。冬季は、韓国発の週9便(2500席)を12便(3350席)に、モンゴル発の週11便(2500席)を15便(3350席)にし、夏季には韓国発の週18便(5000席)を22便(6000席)に、モンゴル発の週20便 (5000席)を27便(6000席)に増加し、運航することで合意した。また、ウランバートル~釜山線を週3便(585席)から週6便(1200席)に増便すると道路・運輸開発省は報じた。モンゴルの航空会社の代表らが韓国の仁川国際空港と金海国際空港以外の国際空港の利用可能性について意見と要望を韓国側に提示し、3つの地方空港からそれぞれ週3便(600席)を運航することに同意した。モンゴル側は西部ホブド県ホブド市、南部ウムヌゴビ県ダランザドガド市、東部ドルノド県チョイバルサン郡を航空交通協定に飛行拠点として追加するとともに、新ルートの開通で一致したとのこと。双方は貨物便数の増加など航空輸送分野での協力を拡大することを強調し、韓国国際協力機構等(KOICA)の融資を活用し、地方空港を飛行場基準コード「4C」クラスへの格上げ可能性について意見交換した。国際民間航空機関(ICAO)が定める飛行場基準コードで滑走路の長さが1800メートル以上、 幅が24~36メートルの空港を「4C」クラスと指定している。
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