「まるごとモンゴルひなまつり2023」が開催される
「まるごとモンゴルひなまつり2023」が開催される
兵庫県豊岡市但東町にある『日本・モンゴル民族博物館』で3月4日、5日の2日間、恒例の「まるごとモンゴルひなまつり2023」が開催される。今年も新型コロナウイルス感染症予防対策の一環として参加には事前申込が必要となっている。同イベントでは、モンゴルで暮らす遊牧民の間に古くから伝わる民族楽器・馬頭琴の演奏や、その豊かな自然とそこで暮らす子どもたちの生活についても分かりやすく解説される。5日には日本の伝統的弦楽器・箏とのコラボライブが実施される。そのほか、羊のマスコット作りやモンゴル弓矢の体験、フラワーハーバリウム作りといったワークショップもある。現在同館では、企画展「古代モンゴル『岩画』1万年の世界～漢字のルーツと原初の美を求めて～」も開催されている。漢字のルーツを求めてモンゴル・内モンゴル・ロシアなど各地を調査してきた現代書家の岡本光平さんはモンゴル西部のアルタイ山脈や南部のゴビ砂漠でも1万年以上前から人類が岩石に刻んだ岩画を多数拓本に採って収集しており、同展では、その中から選択されたの拓本18点に調査時の写真を交え、岩画の魅力を紹介している。
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