石川モンゴルウィークが始まった
石川モンゴルウィークが始まった
石川モンゴルウィークが11日、石川県金沢市石川四高記念文化交流館で始まった。日本とモンゴルの国交樹立から昨年で50周年を迎えたことを記念し、石川モンゴル親善協会が主催している。この日は、国立民族学博物館の客員教授でモンゴルの研究をしている小長谷有紀さんの基調講演があった。小長谷さんは、研究の過程で1910年代の現首都ウランバートルにある材木市場の写真を見たときに、同市が材木貿易の一大拠点だったと知り、草原の町というイメージを覆された話を紹介した。写真展ではアメリカの博物学者ロイ・チャップマン・アンドリュースなど、欧米の探検家らが撮影した1世紀前のモンゴルの写真100枚以上が展示されている。清朝下の漢族の特別居住地だったウランバートルの風景や、モンゴル相撲を楽しむ人々の様子が見られる。写真展は19日までで、入場無料だ。12日と18日の午後1時にはモンゴル研究者や石川県在住のモンゴル人学生らによるパネルディスカッションがあるとのこと。
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