モンゴル料理シリーズ
ビトゥー・シュル /スープ料理/
ビトゥーというのは閉じられたという意味です。材料は肉、玉ねぎ、ニンニク、小麦粉です。先ず、肉をこま切れにします。モンゴル人はこの料理に大体羊肉と牛肉を使いますが、何の肉でも良いです。次に、にんにくと玉ねぎ小さく切ります。肉と野菜に塩を入れて混ぜます。小麦粉を練ります。練った小麦粉を茶碗の口よりちょっと大きく伸ばしておきます。水を茶碗の口まで入れます。そこに肉などの具を入れ、茶碗の口を伸ばした小麦粉で覆います。小麦粉に覆われたこの料理を「アヤガン・ブーズ」と言います。アヤガというのは日本語で茶碗という意味です。茶碗の中に入れるブーズという意味でアヤガンブーズと名付けたのです。このアヤガンブーズを15分蒸すと出来上がります。出来上がった後、覆った小麦粉をはがし、スープを飲んだり、肉や小麦粉を食べたりします。肉だけ入れずに、ジャガイモやキャベツ、ニンジンを入れて作っても良いです。
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