モンゴル料理シリーズ
シュルテイホール /スープ料理/
シュルテイホールというのはスープ料理という意味です。先ず、小麦粉を練って、大きく伸ばしておきます。次に、ジャガイモ、ニンジン、ネギ、キャベツを2から3センチくらいの大きさに切ります。モンゴル人はこの料理に大体羊肉と牛肉を使いますが、何の肉でも良いです。肉は野菜と同じくらいの大きさで切っておきます。鍋を熱して油を入れ、ネギを最初に炒めます。次に野菜を塩と一緒に炒めて2、3分後肉を入れて炒めます。また、2、3分後に1リットルから2リットル水を入れ煮ます。伸ばしておいた小麦粉を折りたたみ細く切ります。2、3ミリメートルくらいの幅にします。この間にスープも沸騰してきます。それから切っておいたうどんのような小麦粉を入れて茹でます。茹で上がれば完成です。田舎では野菜を入れずに肉、ネギ、塩、小麦粉だけで作ります。肉と小麦粉だけのシュルテイホールをモンゴル風だと言われ、疲れた時に良く作って食べます。小麦粉を細く切らずに三角か四角形に切る人もいます。これは、モンゴルの厳しい気候にあった、体を温める栄養のある料理です。
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