「学校給食導入支援プロジェクト」日本研修
「学校給食導入支援プロジェクト」の日本研修を実施した。
「学校給食導入支援プロジェクト」の第一回日本研修を実施しました。2022年10月12日から26日までの15日間、モンゴル国の研修員が日本を訪れ、第一回日本研修を実施しました。今回の研修テーマは「モンゴル国給食実施のための中央・地方行政制度、政策コース」である。研修には、モンゴル国保健省公衆衛生局局長や教育・科学省生徒給食導入課課長をはじめとする省庁職員4名と、同プロジェクトのパイロット県に選定しているドンドゴビ県およびウブルハンガイ県教育科学局局長各1名の計6名が参加した。同研修は、プロジェクト期間である2021年から2025年に予定されている研修のうち、最初の研修であり、日本の学校給食に係る政策や制度をはじめ、様々なレベルの機関による役割や実践の学びを通じて、モンゴル国学校給食の政策立案者の政策立案、関係機関との連携および調整に係る能力強化を図ることを目的に実施された。研修では、東京都学校給食会や川崎市南部学校給食センターへ訪れるほか、日本の文部科学省、農林水産省、厚生労働省等による講義が行われた。各研修員が問題意識をもって研修に臨み、それぞれの立場から、今後のモンゴル国における学校給食の課題と照らし合わせて学びを深めた結果、毎回の講義で質疑や議論が盛り上がったそうだ。研修の最後には、研修の学びと、今後モンゴル国へ帰国した後のアクションプランが発表された。発表では、学校給食の関係機関が今後どのように連携していくかが紹介されたとのこと。
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