政治粛清者に敬意を
政治粛清者に敬意を表した
10日、ザンダンシャタル国会議長、オユン・エルデネ首相、国会議員、政府委員、軍事総司令部、市役所やNGO団体の代表者、粛清犠牲者の子孫たちがスフバートル広場の隣に位置する粛清犠牲者記念像に花束を捧げたり、敬意を表したりした。1930年代の旧ソ連による粛清で、総勢3万6千人が政治犠牲者になった。無罪を証明する活動が始まった1939年4月末から今年までの調査では政治粛清者数3万2000人が無罪と公式認定され、名誉を回復させたとのこと。政治粛清者の無罪を証明する作業が現在でも首都や地方で続いている。1996年以降、首脳たちが毎年9月10日に政治粛清者に尊敬を表すようになった。1996年にモンゴル政府は政治粛清犠牲者たち、その家族に謝罪をし、1998年に全員を無罪にし、賠償金を支払う法律が制定された。今から30年前に設立された政治粛清犠牲者を無罪にすることを担当する国家委員会は今でも名誉回復、賠償金の支払い、政治粛清の悪影響を認識してもらうことを目的とした仕事をしている。今までの20年間で、政治粛清犠牲者及びその家族1万8千人に住宅及び金銭的な援助をしている。
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