JICAとの協力について意見交換
JICAとの協力について意見交換を行った
9月2日、2019年にJICAの民間連携事業「営農促進機器を活用した持続可能な農業生産性向上のための案件調査」(案件化調査)に採択された株式会社桂精機製作所が、本事業に参画する関係者とともにキックオフ会を実施し、JICAモンゴル事務所からも農牧業担当職員2名が参加した。2019年の採択後、コロナにより現地渡航ができず、活動が延期となっていたが、ようやく現地活動を再開することができたとのこと。モンゴルでは、寒冷乾燥な気候の下、現状はハウス栽培が不十分であり、国内生産の野菜・果物が不足し輸入に依存している。また、現状のハウス栽培での加温機器の多くは大気汚染となる石炭燃料を使用している。そこで、桂精機製作所の「作物の育成に必要な二酸化炭素CO2をハウス内に適正に供給する」技術を活用し、野菜や果物の栽培促進を目指す。また、液化石油ガスLPガス等、石炭燃料と比べて環境にもやさしい、クリーンなガスエネルギーを使用し、環境にも配慮していく。JICAは、モンゴルの食料自給率の向上に向け、本事業も含め、さまざまなプロジェクトを実施・支援している。
再生回数: 516
Tweet