エグ川水力発電所の建設作業は停止している
エグ川水力発電所の建設作業は停止している
モンゴルの重要な水力発電プロジェクトであるエグ川水力発電所の建設は、2016 年に中国から 10 億米ドルの譲許的融資を受けて開始されたが、ロシアがユネスコ世界遺産委員会に苦情を申し立てたため、作業は停止している。過去の調査では、このプロジェクトがロシアのセレンゲ川とバイカル湖の水資源体制に悪影響を及ぼさないと結論付けられている。また、モンゴルは国際入札を発表し、フランスの会社に生物学的影響研究を委託し調査を行った。これらの調査結果が来年のユネスコ世界遺産委員会に提出され、決定が下されれば、エグ川水力発電所プロジェクトの継続が可能になる。オユン・エルデネ首相はモンゴルのエネルギー安全保障を確保する上で重要な役割を果たすこのプロジェクトの問題を解決するための積極的な支援を国連に求めた。また、「Covid-19」、国際危機、大国間の列強の紛争、政策対立などにより発展途上国の経済が危機に直面しているため、10月に開催予定のG20会合で国際金融機関の柔軟な政策と割引がどのようなものになり得るかについて取り上げるように指摘した。第 46 回ユネスコ世界遺産会議で調査結果が検討され、国連はこの点に関する政策的支持を表明した。また、モンゴル政府が汚職指数を減らすために公共サービスをデジタル化し、電子政府を進歩させていることを称賛したとのこと。
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