モンゴルの商工団体は焼津市を訪ねた
モンゴルの商工団体は焼津市を訪ねた
モンゴルの商工団体は9日、静岡県焼津市のかつお節製造販売「新丸正」と食品水産事業会社「いちまる」を訪ね、商品や技術に触れながら、経済的な交流の可能性について探った。訪れたのは、ウランバートル市の食品関係団体や商工会幹部ら4人だった。いちまるの食品工場で、同社幹部から事業内容の説明を受けた後にマグロ、カツオのツナ缶やツナ缶を使ったポテトサラダなどを試食した。モンゴルの食品市場について、モンゴルの商工団体は中国、韓国製品が主流を占める現状で、健康意識の高まりから日本製品に注目が集まっていると指摘し、輸出の可能性を訴えた。食品加工技術が確立していない現状から、缶詰生産で高いノウハウを持つ同社に協力を呼び掛けた。松村友吉社長は、モンゴル産の良質な肉や野菜に関心があるとし、食品関係企業の多い焼津市全体でモンゴルと情報交換していきたい」と語った。
再生回数: 397
Tweet