日本人抑留者の博物館が開館された
日本人抑留者の博物館が開館された
8月4日、小林弘之在モンゴル日本国特命全権大使は、ノゴーンヌール公園において行われた日本人抑留者の博物館「さくら」の開会式に出席した。ノゴーンヌール公園は、第二次世界大戦後に多くの日本人抑留者が、石を切り出す作業場としていた場所である。公園設立者のウルジートグトフさんは、日本人抑留者がウランバートル市の整備等に力を注いだという歴史資料を集め、モンゴル人、日本人の有志の方々とともにモンゴルゲルの博物館をオープンした。開館式には当時、日本人抑留者の監視員をしていたチョグソムジャブ氏(98歳)もセレンゲ県から出席し、当時の貴重な経験・思い出を話してくれた。祝辞の中で、小林大使は、「この博物館を多くの方々が訪れて、当時の日本人抑留者に思いを馳せ、平和の大切さを改めて認識する機会となることを願う」と述べた。
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