劇場を改修
劇場の改修工事が開始される
文化省は、2022年度の国会融資により、国立ドラマ劇場、国立オペラ・バレエ劇場、チョイジンラマ寺院博物館等の文化遺産として登録された歴史的な建造物の耐久性を強化し、保存・改修する工事を開始した。例えば、国立オペラ・バレエ劇場の改修に19億トゥグルグの予算を利用するが、昨年2月に下請け業者向けの入札が発表され、契約を終え、7月20日時点で修理・改修工事が進められている。現在は、外柱、壁、梁の既存の塗装は完全に撤去され、彫刻や装飾要素の損傷部分は建築装飾を損なうことなく修復されている。2020年10月の建物診断に従い、古い漆喰を取り除き、新しい漆喰を施し、鉄屋根の雨水漏れる部分を修理し、建物の断熱材を変えている。建物の外装の削り取り・充填が完了しており、改修の7~10日間の各段階で実施され、関係当局は進捗状況を管理している。国立オペラ・バレエ劇場の建設は、古典的な新古典主義と国立美術の組み合わせである芸術の総合発展の鮮やかな実証であり、戦後の建造物や歴史的建造物の一つとして見なされている。旧東ドイツのゲルハルト・コゼル建築家は1942年に同劇場の設計図を作成し、1946~1949年に建築された。劇場の内外装はB.チメド建築家の指導によりツェベグジャブ、チョイドグ、ヤダムスレン、ジャムバー、ダワーツェレン、マニバダルらの画家を含むモンゴルのシニア画家によって建てられた。1950年12月30日、最初にB.ダミダンスレン、スミルノフ作曲家、ナツァグドルジ作家「悲しみの3つの丘」というモンゴルのオリジナルオペラが上演された。また、プロオペラ・バレー劇場の建築基準を満たしたため、国立中央劇場から1963年に分離し、音楽劇場という名称から国立オペラ・バレエ劇場となり独立した劇場となった。
再生回数: 554
Tweet