3万8千人のエンジニアが必要
3万8千人のエンジニアが必要となっている
鉱業、エネルギー業、製造業分野に置いてウムヌゴビ県とその周辺地域は重要な位置にあり、今後より発展する要素が多数ある。2021年の閣議決定第321号により同県ダランザダガド郡にモンゴル国立科学技術大学の新キャンパスを設立することを決定した。同キャンパスはエネルギー、鉱業、地質学の専門研究と技術を専門とする「研修・研究・生産施設」含む総合キャンパスとなる。5月27日、オユン・エレデネ首相、オエンフ・アムガラン教育・科学大臣らが現地を視察し、新キャンパスの建設プロジェクトの進捗状況を確認した。オユン・エレデネ首相は「モンゴル政府の「長期開発政策Vision-2050」、「政府行動計画2020-2024年」及び「新復興戦略」にウムヌゴビ県とその周辺地域の鉱業、産業、インフラ分野の開発を目的とするプロジェクトとプログラムが多くが含まれている。そのため、科学と専門研究に基づいた高度技術を生産段階に導入し、それをより多くの分野でイノベーションさせるには、熟練したエンジニアや技術専門家を訓練する必要がある。特に、「新復興戦略」の計画枠で、産業・工業分野の成長を図るためには3万8000人の熟練したエンジニア・技術者が必要となる」と強調した。オユ・トルゴイ地下鉱山、タワントルゴイ発電所、石油精製所、産業技術公園、エネルギー、輸送ネットワーク、インフラストラクチャなどの工業団地を必要とする専門家を同キャンパスで育成する。キャンパスは全20ヘクタールの土地で2段階で建設される。第一段階では、収容定員が1000人以上の大学教室、収容定員が500人以上の専門技術学校の教室、1500人の学生寮、スポーツ施設、イノベーション研究センター、病院、図書館を建設する。専門技術学校は今秋、最初の120人の学生を受け入れる。エンフ・アムガラン教育・科学大臣は「同キャンパスで最初の2年間勉強し、オーストラリア、カナダ、韓国の大学・研究機関で残りの2年間は研究と研修を行う」とカリキュラムについて説明した。
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